無名

ブログ名は思いつかなかったので無名とか無題とかにしておくのがポピュラーだと思います。

小さい頃って人の深い部分に凄く敏感だったよね。

ウィトゲンシュタイン論理哲学論考野矢茂樹訳)という本。小学校2年生くらいの時に学校行事で図書館に行ってなぜか手に取ってしまい借りて帰って家で凄く読んでたと思う。

 多分、いや絶対に全然理解できていなかったんだと思うのだけれど、最初の1ページ目でこの本の文ではなく、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン自体を文芸だと思ってしまった。

凄く神経質で繊細で尚且つ自閉的 まあそういうことも思ったんだろうけれど、あとなにか2つほど、手に取るようにわかるけれど私の中の辞書のどの言葉に当てはめてもピンと来ないドロドロしたものと美しいものが混ざり合った感じが幼い子供ながらに一瞬響いた。

あの頃の感覚を返して欲しい